お仕事コラム 第47回 【マスクをつける?はずす?】

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お仕事コラム 第47回 【マスクをつける?はずす?】

2021年4月掲載

2021年4月掲載

「オンライン面接の時、マスクをつけた方が良いのでしょうか?」

就職活動の相談に来た方からこんな質問を受けました。

あなたならどう考えますか。

今、外出時のマスクの着用は当然のこととされています。

そもそも何のためにマスクをつけているのでしょうか。

オンライン面接は何のためにするのでしょうか。

そう考えると、自宅などの個室でオンライン面接を受ける場合に、どうするのが良いかわかるでしょう。


採用面接では、まだ対面形式が多いのが現状です。

では、マスクはどうしますか?

面接官との間に十分な距離があれば、一言断ってからマスクをはずして対話する。

距離が近ければ、最初の挨拶の時だけはずして、相手に聞いてから対話中は着けておく。

こういう考え方はどうでしょうか。

面接官がマスクをつけていれば、それに合わせた方が良いのでは、という意見もあるでしょう。

ただ、面接官には勤務中にマスク着用のルールがあるのかもしれません。

同時に面接官は面接をすることで、応募者の話の内容はもちろん、表情や声からも採否を見極めることが仕事です。

あなたの判断や面接官に対する配慮、はずしたマスクのしまい方など、マナーも見られているかもしれません。

面接においても仕事においても、その場の状況に応じた判断ができることや、自分の考えを表現できることが大事です。

ただ言われたとおりにするとか、何となく周囲に合わせるのではなく、自分の頭で考えてみることが大切です。

何が正しいか正しくないかと考えるより、自分にとってどうするのが良いかと考えましょう。

そして、自分の考えを相手に伝えてみると、反応や態度から相手のことが何かわかるかもしれません。

面接官は、「面接がうまい人」ではなく「一緒に働きたいと思える人」を選ぼうとしています。

あなたは採用されたいと思っているとしたら、あなたはどう考えますか?


キャリアコンサルタント 久保賢司

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