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HaTaキャリ 憧れの仕事につきながら、仕事を覚えて行くにつれて自分の働き方に疑問を感じ、転職を考え始めた女性①
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HaTaキャリ 憧れの仕事につきながら、仕事を覚えて行くにつれて自分の働き方に疑問を感じ、転職を考え始めた女性①
HaTaキャリ 憧れの仕事につきながら、仕事を覚えて行くにつれて自分の働き方に疑問を感じ、転職を考え始めた女性①
働きたいあなたへのヒント HaTaキャリ シリーズ6 第1回(2020年8月配信)
☆シリーズ6 憧れの仕事につきながら、仕事を覚えて行くにつれて自分の働き方に疑問を感じ、転職を考え始めた女性。
大窪さん(仮名)27歳 女性 美容師。働き方に疑問を感じ転職も考えている。家族:両親と妹
専門学校を卒業して、憧れの美容師になった大窪さん。店長や職場の先輩に教えられて、仕事をどんどん覚えて行きました。仕事に自信もついてきて、お客様からの指名ももらえるようになってくると、ますます仕事が忙しくなって十分な休みも取れない日々が続くようになりました。そんな中で大窪さんは、もっとがんばろうとする一方で疲れも感じるようになり、ふと自分の働き方に疑問を感じます。そして、仕事を辞めて転職することも考え始めるのですが…。
※リアリティのある内容にするため複数の人物やケースをモデルにしていますが、登場人物、場面設定、職業、本文の会話や内容等はテーマの趣旨の範囲で変更、修正、脚色しています。
CC=キャリアコンサルタント
「大窪さんですね。お仕事のご相談とのことですが、どのようなご相談ですか?話しやすいところからお話しください。」
大窪さん(仮名)
「うーん、何から話したらいいかな…えーと…今の仕事のことなんですけど、私、美容師なんですね。仕事は嫌じゃないんですけど、最近、この1年くらいお店が結構忙しくなって、忙しいのはいいことなんですけど、全然休みが取れなくて何か疲れてきて…。」
CC
「美容師のお仕事が忙しくて休みが取れなくて、疲れている?」
大窪さん
「ええ、でも、お客さんの前では疲れた顔なんか見せられないから、テンションを上げようとがんばっているんですけど、前ほどテンションが上がらないっていうか、いつまでこんな感じが続くんだろうと思って…。」
CC
「お客様の前ではがんばろうとしていらっしゃるけど、最近はテンションが上がらない?」
大窪さん
「そうなんです。しんどい…というか、仕事中はいいんですけど、家に帰ってから何もする気がしなくて、ぐったりなんです。それで、このままでいいのかなって思うようになって…。」
CC
「仕事中はがんばっているけれど、家に帰るとしんどくてぐったりする?このままでいいのかなと思うようになった…このまま、とは?」
大窪さん
「うーん、…仕事自体は嫌じゃないんですけど、休みがないから自分の時間がないっていうか、私、仕事ばっかりしていていいのかなと…。」
CC
「美容師のお仕事自体は嫌じゃないけど、休みが無くて自分の時間が取れないことが気がかり?」
大窪さん
「そう、ですね…。」
CC
「お店の休みは?」
大窪さん
「休みはありますけど、休みの日も、結構、『練習会』っていうカットやカラーなんかの新しい技術の研修会とか、お店の用事を手伝ったりすることもあって、一日休めることは少ないんです。」
CC
「お休みの日も、研修会やお店の用事があって、あまり休めていないのですね。自分の時間も取れなくてご自分の用事や、やりたいこともできない?」
大窪さん
「そうなんです。美容師はなりたかった仕事だし、店長やいい先輩たちに教えてもらっていろんな技術もできるようになってきて、私を指名してくれるお客様も増えてきたし、お店に若い子たちも入ってきたから、その分もっとがんばらなきゃいけないと思うと、休みの日も仕事のことを考えてしまって、休めないっていうか…。」
《ご参考》働き方・休み方改善ポータルサイト(厚生労働省)
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働き方・休み方改善ポータルサイト
CC
「大窪さんは、なりたかった美容師になって、いろいろな技術も身につけて、お客様からの指名もいただけるようになってきて、もっとがんばらなきゃいけないと思っていらっしゃるのですね。でも、もう少しお休みがあって、ご自分のしたいことができる時間も欲しいと思っている。何か今、してみたいことがあるのですか?」
《ご参考》Q.休日に、息抜きや気分転換をうまくできている or 疲れがとれていると思いますか?
※マイナビウーマン 調査日時:2020年3月 調査人数:448人(22歳~39歳までの働く女性)より
☞
マイナビウーマン
大窪さん
「うーん、これがしたいってことは無いんですけど。私、妹がちょっとうらやましいんです。」
CC
「妹さんがうらやましい?」
大窪さん
「妹は病院の事務をしているんですけど、大きな病院だからちゃんと休みはあるし残業もないみたいだし、お給料もまあまあいいし。休みの日は友達と食事に行ったり遊びに行ったり、趣味の集まりとか好きなことをしているんです。」
CC
「妹さんとはお仕事の話しや相談をされているのですか?」
大窪さん
「いえ、妹や母には心配かけたくないし、もともと父は美容師になることに反対だったから、家で仕事の話はあまりしないんです。母は心配してくれているみたいですけど、『大丈夫』って言っているので。」
CC
「ご両親や妹さんに心配かけたくないから、お仕事の話はあまりされないんですね。お友達とか誰かに、お仕事のことでお話しすることはありますか?」
大窪さん
「いえ、高校の時の仲が良かった友達とはたまに会いますけど、結婚の話しとか子供の話しとか聞いていると、何だか私とは違うなって思えて…。最近はあまり友達にも会ってないし、私、今付き合っている人もいないですし…。」
CC
「大窪さん。先ほど店長やいい先輩に技術を教えてもらってできるようになったというお話しをされましたね。今は店長や先輩のお仕事ぶりを見ていてどう思われますか?」
大窪さん
「うーん、そうですね…店長は、『仕事が命』みたいな感じの人で、お店の売り上げ目標もちゃんと達成しているから、オーナーさんからも頼りにされていますね。仕事には厳しいけど、面倒見のいい人です。先輩は、お客様の評判もすごく良くて、今まで店長と一緒にお店を支えてきた人なんですけど、もうすぐ子供が生まれるので産休になるみたいなんです…。だから、お店が忙しいのに休みたいとか、しんどいとか。そんなこと言えないですよ。ずっとお世話になっているし…。でも、実は、まだ誰にも言ってないんですけど、私、お店を辞めようかと思っているんです。」
つづく
《ご参考》「就労等に関する若者の意識」平成30年版 子ども・若者白書(内閣府)より
「仕事よりも家庭・プライベート(私生活)を優先する」方が、男性も女性も増えています。
☞
内閣府 Cabinet Office
次回予告
大窪さんから美容師の仕事を辞めたいと思っていることを打ち明けられたキャリアコンサルタントは、大窪さんの働き方や休み方、職場の環境、辞めたいと思う理由について話を聴いて行きます。大窪さん自身も、キャリアコンサルタントの質問に答え、働き方や仕事に対する考えや思いを話しながら、気持ちを整理して行きます。
以上
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