2018年9月掲載
こんにちは。
キャリアコンサルタントの福積千佳子です。
私が、就職や就労のご相談者の方から、近ごろよく言われることがあります。
それは『求人誌を見てもいつも内容が同じにしか見えない』というお話です。
当然、求人誌は『いつも内容が同じ』ではありません。
確かに、繰り返し掲載されている『同じ内容』もありますが、新しい企業や職種の求人がたくさん掲載されています。
にもかかわらず、『いつも内容が同じにしか見えない』とはどういうことでしょうか?
そのような方に私がお勧めしている事を紹介します。
毎週発刊日に必ず求人誌を取りに行き、気合いを入れて情報収集をされている方。
そんな方には求人誌を見る状況を変えてみることをお勧めします。
同じ曜日に同じ場所に取りに行き、いつものように見ていると、同様にしか見えないのかも知れません。
違う曜日や時間に、いつもと違う場所で姿勢を正して見てみましょう。
気分が変わると、目に入る言葉や色も変わるかもしれません。
『また同じ会社、同じ内容の求人だ。
掲載されていない職種の募集はないのか?』そう思われたら、まずは電話で問い合わせしてみましょう。
遠慮はいりません。
仕事をしたいという前向きな気持ちで話しましょう。
声の印象や言葉遣いが良いと、先方も丁寧に対応してくれることもあります。
なぜなら、その企業や職種に合った人材であれば、いつでも採用をしたいと考えている企業は少なくないからです。
また、求人募集はしていなくても、退職者が出る予定があったり、潜在的に人手不足だったりする所もあるからです。
求人誌の編集・発行をしている担当者の方々も、より多くの求職者の皆さんのお役に立てるよう日々求人情報を開拓されています。
目先を変えてみて、目に留まった求人があれば、まずは皆さんの方から話を聞きに行きましょう。
仕事の現場を見に行きましょう。
実りの秋になりました。活動するにも、働き始めるにも心地良い季節です。
キャリアコンサルタント 福積千佳子