お仕事コラム 第60回【副業という働き方】

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お仕事コラム 第60回【副業という働き方】

2022年6月掲載

2022年6月掲載

キャリアコンサルタントの福積千佳子です。

副業について皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?

企業で働きながら、週末だけ別のアルバイトをしてお小遣いにしたり、自分の作品をマルシェなどに出店して楽しんだり、というイメージでしょうか。

今、副業副収入を得るためだけでなく、仕事の経験の幅を広げるためや、キャリアの一部ととらえる人もいるようです。

内閣府の調査(令和3年11月)によると、


企業で働いている方のうち、副業をしている人の割合は約13%でした。

また、副業を認めている企業は全体の約27%で、規模の小さい企業の方が認める割合が高いという結果でした。

そして、これらの割合は近年増加傾向にあります。

一方、副業をしていない理由の中で大きいものは、「本業副業を両立できるか不安」という理由です。


本業にしても副業にしても、自分で仕事を選択して、結果について責任を持つという考え方からすると、副業についてもメリットとデメリットを考えておく必要があるでしょう。

経験見識交流が広がるなどのメリットの一方で、スケジュールや体調管理の負担や、当然うまく行かなくても上司や周囲のせいにはできないという厳しさもあります。

前記の調査では、副業を行っていない理由として、「適当な副業が見つからない」という理由も多数でした。

副業に関する情報収集をして、メリット、デメリットを考えたうえで副業開始を見送る人も多いのでしょうか。


これからの時代は、仕事の内容や働き方も変わって、当たり前だった事が当たり前ではなくなって行くでしょう。

ただ、世の中の状況が変わっても、何のために働くのかという目的を自分に問いかけてみる事は大切だと思います。

その上で、ブームのようなものに流されず、自分の経験や得意分野を活かせるような、どんな働き方の選択肢が合っているのか考えてみてはどうでしょうか?

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