・脱衣所や浴室の室温を適度な温度にする
・脱衣の介助をする
【入浴中】
・入浴機器(スライドボード)に誘導
・足元からゆっくりお湯をかけ、温度に慣れてもらう
・頭→体の順で洗う
・浴槽へ入る介助をし、5分程度お湯につかっていただく
【入浴後】
・患者さまの体を丁寧に拭く
・ゆっくり着替えを行う
・皮膚などに塗薬をする場合は、合わせて行う
・水分補給のサポート
・髪の毛を乾かす

このお仕事の特長は…
入浴業務では患者さんを抱えたりせず入浴機器(スライドボード)を使用して、腰痛対策ができ身体への負担も軽減できます。
入浴介助を行う環境が整っていますので「とてもやりやすい」環境です。
看護師や介護職員と協力しおり負担の少ない介助が行えます。(浴室内3名程度、病棟内移動・移送3名程度)
看護師や介護職員と協力して業務を行うので、看護師の方の目線で様々な事も勉強ができます。
またベテランの介助員がマニュアルにはないノウハウも丁寧に指導してくれますので、より高いスキルアップが望めます。

基本は…
①38～40度くらいのお湯を心臓から遠い足元にかけて、体を温める
②声をかけて頭にシャワーのお湯をかけ、予洗いをする
③頭皮に湿疹や傷がないかを確認し、シャンプーで優しく丁寧に洗髪する
④タオルに石鹸をつけ、上半身を【顔・首→手首・腕→胸・背中】の順で洗う
⑤下半身を【足先→ふくらはぎ→太もも→おしり→陰部・肛門】の順で洗う
⑥シャワーの温度を確認し、石鹸を流す

このお仕事がなぜ必要なのか？
自力で入浴できない方に対してその援助を行います。
身体を清潔にすることは、感染症の予防・精神的苦痛の緩和にもつながります。
患者さまの生活の質を確保するための大切な介護ケアです。